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「で」のブツブツ

細いアプローチから

しかし、風邪が完治しないなぁ、悪くはなっていないのだが、途中で症状がお腹にきたりとか(初めて点滴というものもした)あの手この手で風邪の菌は根強く頑張っている。これも、歳と共に体内での抵抗力がなくなってるという証なのだろう。昨日、3週間ぶりにプールに行ったら、もう300mほどで青息吐息。ゼーゼーと半分溺れつつ泳いだ感じ。
さて、そろそろ、延ばしてもらっている「灯り展」の反省会もしなくては。今回の展示会、場所は賑わう市内の中心部だし、ギャラリーの広さ、天井高、なども申し分なかったのだが、なんせ細い階段を上がっての4F。主催者達もゼーゼーと息をきらして上がらなければなかったので、お見えになった皆様にはホント、ご足労をおかけしました。というわけで、展示会場へは狭い階段からのアプローチ。最初に目につくのは高い天井、それから向かいの壁、コーナーという具合に、ディスプレイにおいてもその視線の動きをシュミレーション。テーブルの足元は出来るだけ消して向う側が見えるように、向かいの壁にはアイキャッチの光り棚、コーナーには、くどくならない程度に浮かび上がった障子パネル(これで建具職人の仕事の一端を紹介)、ここの光のみ、他の器具と色を変えて白色蛍光灯の照明。ペンダントは極力電線の存在をなくし、浮かび上がったように。家具は底面もみえるのでそこを意識しておく、等、など.事前に考えることはいろいろありました。そしてその意図を意識させないように仕掛けるのが、今回のディスプレイのデザイン。空間を印象づけることは大事ですが、アッと驚かすことではありません。目的は、対象物を自然にみてもらうことでしたから。
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階段を登りきると、ようやく展示会場。
by hararaex | 2008-02-12 14:34