「で」のブツブツ

順子の灯具

今回の「灯り展」で一点だけ、デザイナーがデザインしたものでないのがあります。プロダクトデザイナーである原と品川は、いつも何かしら新しい方向性やアイデアがないものかと、ある面でのこだわりがありました。だからこの、むっくの若き女性職人の野見山さんのデザイン兼製作の灯具だけは、何か違った雰囲気を醸し出していたかもしれません。早い話し、ホッとするわけです。もちろん、フレックスという名の通り、動く機構にはアイデアがありますが、しかし機構重視というより木の味わいをなんとか生かしたいという、彼女のこだわりがカタチになって現れれているからでしょう。シェードの部分も、手の味を残す和紙を紐で結んで取り付ける、というようにクラフト的な暖かさを持っています。高山で木工を勉強して、2年前に木を使ってモノづくりをしたいと、むっくに飛び込んで?きた彼女、建具職人というには少し違いますが、今では、家づくりから特注の家具製作、等いろいろな木にまつわる仕事をこなしています。そんな木工職人の彼女に、何か灯具を一つでも考えて作ってヨ、と頼んだのは正解だったようです。これからも一つづつ、彼女の頭の中のイメージのモノがカタチになるよう、応援していきたいものです。本名は順子らしいですが、「アクビ」だの「ため息」だの、いろいろな芸名?も持っている彼女です。
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椅子は以前に私がデザインしたライザインチェアーに、この灯りのイメージに合わせて小さなテーブルをつけたものです。
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あくびをしようとしているところではありません。
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by hararaex | 2008-02-17 14:49 | その他の事