「で」のブツブツ

これからが始まり

さて、灯り展についていろいろと書き連ねてきましたが、実はこれは目的ではなく、まだ道半ばです。建具屋はこんな仕事も出来るという意味で、灯りという魅力的な存在の力を借り、先ず灯具を作りましたが、これは建具屋さんとのプロジェクトの初段階。本来の、インテリアの中の大きな道具としての開口部や、作り付けの家具など、紹介したいのは沢山ありますし、街の木工所としての建具工房の位置付けを再構築していきたいなということもあります。そんなわけで、今回も建具と開口部というテーマでなにか一つ提案したいな思い、そこで提案したのが、木製のパーティションです。建具のパーティションと言えば、障子を屏風型にしたものなどを量産し安価に作ったモノが、通販雑誌などでもよくみかけますが、それとは一線をなす、繊細な技術を使って何か新しいものをと木製の間仕切りを提案しました。伸縮するパーティションです。最初のイメージから、チマチマと拡がるものでなく、一気にバッと拡がるもの、それも軽くと、いうことでとりあえずは、自分で簡単に部分試作、なんども作り直しているうちに、広がるだけでなく、折れたり、畳んだりできる構造へと変化していきました。この模型を元に建具職人さんが実物大の試作をし、それを再検討。ようやく完成したのは、スプルスで製作した重量も動きもきわめて軽い伸縮間仕切り<シンシク>です。灯りだけなくこれから一つづつ、建具屋でしか出来ない、それでいて今のインテリアにも合う(美術工芸品のようなものとは違う)新しいアイテムを作っていければ、と思っています。
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最初の部分試作。スケール感で、木の柵と言う感じですが、動きは確かめられます。

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完成した<シンシク>。材は建具でよく使うスプルス。木質感を失わないように、又、汚れ防止と滑りを良くする為、ソープフィニッシュ(石鹸塗装)をほどこしています。実に軽く、スムーズに動きます。
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by hararaex | 2008-03-06 13:58 | その他の事