「で」のブツブツ

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紙とえんぴつ。

ドラエモンには「どこでもドア」というのがありますが、これは「どこでも事務所」というセットです。仕事場にパソコンが入ってからというもの、図面やプレゼンはほとんどがこの小さなハコと画面の仕事、ただし入力するのは人間なのでそれには時間がとられる。そしてそのハコ、さらに一日中ネットで外のデータと繋がっている為、調べたり、連絡したり、とこれ又、一日何時間も、キーボードやマウスに手がくっついてる。しかし、デザインの仕事で一番大事なことは、コンセプトを考える、アイデアを出す、ということ。無から有を生み出す行為にはホントはこのパソコン邪魔なんです。その為、事務所でもスケッチをするテーブルx2、ドラフター、模型製作のコーナー、とあの手この手で、このハコから離れようとして、場所を何カ所も作ってるのだが、ついついと又、手がマウスにくっついてしまう。
で、夏になると時々、紙とえんぴつでやる仕事をまとめてファイルにして、「どこでも事務所」セットと共に海辺に行くことがある。セットの内容は日よけテント、敷物、Bruno Mathssonデザインの超軽い試作テーブル、それに飲み物、もちろんワタクシは半ハダカ。
しかし、パソコンが使えない環境にいると、けっこうアイデアを出すことに没頭できるものです。世間の多くが休みの昨日、今年初めて「どこでも事務所」セットをもち出しました。むっくの「灯りと建具展」、先週品川デザイナーともmeeting、クラドミさんとのmeetingでは大枠のコンセプトへの賛同を得て(いい意味で期待を裏切り)動き始めました。この仕事、この夏は「どこでも事務所」のワークにするかな。
あ、もちろん、奥にある小さなクーラーboxには、ビールも冷えていますとも。
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by hararaex | 2007-07-29 12:32 | その他の事

こんどは建具の技術を使って

佐賀県木工業協同組合の事業で、「木の家をつくろう」という小冊子を作ったことをお話しましたが、今年度は又、建具をテーマに計画をして欲しいという依頼がありました。しかし、又もや建具の冊子をつくるだけではなんだかモノ足りない感じです。で、「灯りと建具」というテーマで、モノを開発して発表することを提案しました。佐賀県の事業ではありますが、どうせ展示会をやるなら、近くで一番人の目に触れる場所、福岡市の天神地区あたりのギャラリーでも借りてしっかりとヤルベ、と。だいたい県の事業等は展示会用にはあまり予算はかけず(実際ありませんが)、仕方なく県民のギャラリーなどでやるのが常なのですが、目的は作ったモノと建具の世界をアピールするの事なのですから、これは一番アピール出来る場所とやり方を考えるのもデザインの大きな仕事です。とりあえずは今、裏の図書館で、建具に関する本をいろいろと借りてきて又もやお勉強しながら、頭の整理をしています。その上で新しいモノを創りださなくては。
今回は若手デザイナー、品川武士を巻きこんでのブリッジデザインの仕事とします。以前(残念ながら実現はしませんでしたが)、とあるプロジェクトの提案で、<感性を共にする30代と50代のデザイナーが結成した世代を超えたデザインユニット>という文句で作ったデザインチームです。デザインの架け橋をイミする「Bridge Design」に、ま、少し期待してください。
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by hararaex | 2007-07-14 17:17 | その他の事

ナチュラルな魅力

あくびの順子さん製作のテーブル程、奇麗に仕上がってはないだろうが、ワタシも時々、木製品にオイルを擦り込みます。木の塊から削りだしたような愛用のペントレイに、思いついたように数年に一度ペーパーをかけて、ナチュラルM(むっくのオリジナルブレンドオイル塗料)を軽く塗って、しばらくして拭き取ると、アリャリャ新品よりもいい感じになります。味わいが増してきます。向こう側のトレイ(ナラ材)は30年前に図を書いて天童木工の職人さんに作って戴いたモノ、手前のメープル材のはむっくのテーブルウェアのシリーズ<筆盆>です。木の魅力って、古いことがマイナスにならないことですね。プラスチックや、塗膜でコートされたモノは時間と共に、美しさがなくなってくるだけです。あ、これ女性にもいえることか。と考えるのはクラドミさんとワタクシだけでしょうか。
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by hararaex | 2007-07-07 21:44 | その他の事