「で」のブツブツ

隅の灯り

立ち上がったイカ(笑)と称されてる「むっく」の、三角灯のシェードが破れたので張り替え。和紙がなかったので、急遽、障子紙で製作。乾いてからグシャグシャと揉み、表情をつけて、赤い印を押して出来上がり。この灯具は細い木のフレームに和紙の筒を被せただけの超簡単構造(笑)。脚の長さや、和紙の高さを変えるだけで、いろいろなシーンに対応できる。元々この三角灯はミドルとハイタイプのみ。この小さなサイズは、自宅用に作ったもの。部屋の隅に灯りがあるだけで、回りの空間が自分の為に生きてくるというのは照明の大きな効果。明るく照らすだけが照明の機能ではない。6月に計画している、陶芸家上原さんとの展示会でも、低い暮らしの時、イスの暮らしの時、と三角灯の高さ変えて再製作し、展示に使う予定。その為にノックダウンの部分を今回再検討してさらに完成度を高めた。
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# by hararaex | 2012-02-21 10:30 | 家具の事

困った時の「むっく」頼み。

例年、1月はいろいろと忙しい時期。のんびり正月もつかの間、中旬には家具の展示会があり、カタログや、展示計画、時には製品撮影や、販促ツールまで作ったりする。それに、週一行っている学校が最終章で、卒業制作の時期。受け持つ家具デザインの授業では、ほとんどの学生が、実物の制作をしたいとの希望。プロダクトデザインというのは、カッコイイ想像図やプレゼンテーションで表現するのではなく、実物のモノを見てナンボのモノだと常々言ってる手前、やりたいことは出来るだけやらせてあげたいので(街中の学校では出来ないことが多い)おのずと実際の工場などを紹介したり、連れていったりもする。正直、疲れる(笑)。しかし、そんな授業の経験が、後々貴重な体験だったと、卒業生達が今でも言ってくれるので、その疲れも後には吹き飛ぶことになる。ことしも知り合いの中島鉄工所、又、木工では「むっく」の工場に夜遅くまでいろいろとお世話になった。もちろん、危険な機械作業は、職人さんにやってもらい作業を見てるだけだが、やれることは出来るだけ学生本人にさせるようにしている。鉄まみれ、木くずまみれでやることが大事。デザインの学校が多い東京などでは、専門の試作業者に(高額で)頼み、卒業制作を作る例も多いのだが、通信教育じゃあるまいし、自分の手で作らなくては意味がない。デザインとは作る過程でいろいろと考える事が多いのだ。この学校は常勤の先生達が又、熱心。締め切りまで、あと2週間程、これから学生達は徹夜の日が続くのだが、これに先生達も付き合うんだから(ワタシはさすがに徹夜は付き合いませんがな・笑)。今年も忙しい時期に、無理なお願い有り難うねクラドミさん。

今年のむっく工場行きは2名。いずれも女の子。大事な事は、最後にきれいに掃除をさせること。それが教育(笑)。
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# by hararaex | 2012-01-21 18:15 | その他の事

新年の反省(笑)

クラさんが、ブログ更新しないことをいいわけに、こちらも楽でイイやと、5ヶ月間もほったらかしでした(笑)。ネット上の記事というのは「見るも、見ないも相手の勝手」ということでなく、一旦載せれば、それは社会性を持つ、ということが持論のワタクシとしては、いや、これはイケナイことです(笑)。
しかし、またまた、いろいろと「むっく」にお願いすることが増えてきました。例年この時期、デザイン専門学校の卒業制作で、製作協力をお願いしているのですが、今年も今週末、学生が仕事中のジャマをしに伺うことになりました。誠に申しわけない。よろしくお願いします。
そして、むっくも関係してる昨年暮れから計画している展示会が、具体的になってきました。親しくお付き合いさせて戴いてる近所の陶芸家「莫窯」の上原さんと、6月にコラボ展をやる予定。ワタシのデザインした家具の上に、上原さんの酒器や器をコーディネイトして、ちょっと大人の展示会をやりましょう、と昨年から、二人で酒を酌み交わしながら話してましたことです。家具は2社で製作。その1社が「むっく」。クラさんに協力お願いしたところ、やる気満々。こころ強いことです。これから、4ヶ月、作る過程も楽しみながら、面白い展示会にしたいと思っています。クラさん、どうぞよろしゅう。ま、その前に、お互い、もう少し頻繁にブログアップしましょうか(笑)。

展示会の名前は「ハラハラ展」です。(上原のハラと、原のハラで。笑)
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ipadになぐり描きしながら検討中。
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# by hararaex | 2012-01-16 15:11 | その他の事

コルザのこと。

先日、福岡市美術館の展に出品しました、むっくで製作の「コルザ」チェア。基本形はもう8年程前に作られていたのですが、2年前の木の椅子展という公募展の時に、プロポーションを多少修正し、背を格子にしてヒノキで再製作したものです。その椅子は、その後一年間全国の美術館などを巡回展示(座れる展示会)されて戻ってきましたが、何百人もの人が座っただろうに、接合部の目切れ(隙間があくこと)も起きず、綺麗なままでした。今回はそれをあくびさんに、再塗装(ソープ・フィニッシュ)してもらって出品したものです。コルザという名前は文字通り座面にコルクを貼っているから。天然素材であるコルク(コルク樫という木の樹皮です)は、床材としても使われているように耐久性もありますし、適度な弾力もあるので、座面に使ったものです。又、通常このようなカーブを持つ座面の下地には、成形合板が使われるのですが、すべてヒノキのムク板でやろうと、小割したヒノキ材を使ってカーブを出しています。実はそれで又、ほんの少し弾力が生まれています。これはむっくからの提案のアイデア。座ってみられた人は、思った以上に座り心地がいいことに驚かれます。背板の格子とフレームの面一(ツライチ・目違いがないこと)などの仕上げも、建具屋でしかやれないだろうし、またやらない技術です。むっくでなければ、作れなかった椅子、それがこの「コルザ」チェアです。
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あ、この椅子、商品ですので、注文はむっくまで。(笑)(受注生産品¥48,000/1脚)
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# by hararaex | 2011-08-12 09:11 | 家具の事

遅々としてはいるが進行中。

「さがモノ」のアイデアのすり合わせをデザイナー3人でやりました。人がやった案に対しては、遠慮なくアーダコーダと言いますし、自分の案にもイマイチの評価ばかりしますので、なかなか、ゴーサインが出ません。没が多い(笑)。だいたいデザイナーどうしが集まると、お互いを立ててナァナァで進む状況を沢山見てますので、「さがモノ」のデザインチームはそんな関係にはしたくない、と。ま、年齢がマチマチ(特にワタシが超上)なのでこの点やりやすい。コンセプトを絶えず確認しながら、再度、乾いたタオルを絞るようなアイデア創出作業へ。次回は3週間後だ!と日程は決めておく、ヤレヤレ。しかし、金にならなくても(笑)、頭の糧になる仕事は絶えず必要なのデス。

存在感のある(風体です・笑)若手のデザイナー2人。期待してまっせ。
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# by hararaex | 2011-06-29 09:48 | その他の事