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「で」のブツブツ

針葉樹、広葉樹。木にもいろいろある。

現在、全国を巡回展示している「暮らしの中の椅子展」の事務局より、コルザチェアーの入選賞状と図録が送られてきました。元々、この椅子は5年前に、むっくのベーシック家具シリーズで開発したもので、それを今回、この公募展で、針葉樹部門というのが新設されましたので(なにしろ、日本の森のほとんどは針葉樹で、その有効活用が求められています)、クラドミさんと、日々の仕事で忙しいだろうが仕事のメリハリをつくる為に、一丁応募してみますか?、ということになったものです。今年で6回目になる公募展、当初は木工作家さん達の応募が主で、プロダクトデザインされた椅子を求めるより、手作りの技術をこらした応募が多く、デザインよりアート性が強く、むっくとは方向が少し違うなと思って今まであまり関心もありませんでした。又、木製家具には(特に椅子には)、針葉樹より、強度や加工上の問題などから、広葉樹を使うのがほとんどです。むっくは元々建具屋、その工房で使う材はほとんど針葉樹。ということで、ベーシック家具という名の通り、公募展向きとはいえないチェアーを、建具職人の技術をすこし加えて、リ・デザインしました。入選して展示品には選ばれましたが、「なんで、金賞でないのだ。審査員はちゃんと、隅々まで見てくれたのだろうか?」と思っていました(笑)。ところが、送られてきた図録に大きく載っていた2次審査風景の写真で、審査員の方々が談笑しながら審査しているイスがコルザチェアー。「あら、見てたのね。」です。ハハハ。
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by hararaex | 2008-07-24 07:57 | 家具の事