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「で」のブツブツ

長旅を終えて

「暮らしの中の木の椅子展」(朝日新聞主催)で、全国で巡回展示(名古屋→東京→札幌→長野→作久)されていました「コルザチェアー」が戻ってきました。始まったのが、一年以上も前のことですので、もうすっかり忘れていましたが(笑)。展示品に座ることの出来る展でしたので、いったい何人の人がこの椅子に座ったのか?数百人、いや一年ですので数千人でしょう。さながら、強度試験の臨床テストをしたようなものですから、さっそくあちこちの点検(製作者のむっくはさらに気になっていたかも)。一番力が加わるところの後ろ脚と貫のホゾのところ、全く目切れ(隙が空いたりすること)もなく問題なしです。ほかの所も強度上の問題はなさそうでした。ただ、たぶん材の収縮によると思われる、わずかな隙が出てるところもありました。塗装はソープフィニッシュ(石鹸塗装)という塗膜のない塗装ですので、多少の汚れ、日焼けはあるようですが、むしろこれは木味が出ていい感じです。ま、このテストができただけでも応募してよかったでしょう。
以前のブログでなんで金賞じゃないのだ、ちゃんと見てくれたのだろうか、と冗談でイチャモンをつけていましたが、一緒に送られてきた図録を改めてよく読んでみたら、審査員の宮本さんの「原氏のヒノキの小椅子は、針葉樹の強度的、デザイン的な見地からも賞賛できた」とのコメントが載ってました。いやいや失礼しました、宮本さんよく見て戴きまして有り難うございました。
この「コルザチェアー」結構人気があり、クラドミさんからの話では、チョコチョコと注文を戴き、もうだいぶ製作されたとのこと。
今年も久しぶりに、むっくで新しいイスのデザインに挑戦してみようかな。その時は、あくびさん、試作をよろしくね。
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by hararaex | 2009-05-26 06:03 | 家具の事